あらすじ
俺、東歩睦は普通の高校生だった。
……少なくとも、学校では。
本当の俺は、この国で絶大な権力を持つ四門名家――東家の次期当主。
だからこそ、一度くらい普通の生活を送ってみたかった。
名前の読み方まで変え、素性を隠して過ごした高校三年間。
その生活も、卒業の日を迎えて終わる。
これからは次期当主として生きていく。
そう思っていた。
だが、その日の夜。
俺たち四家の次期当主に告げられたのは、想像すらしていなかった「戦い」の始まりだった。
舞台は異世界。
それぞれに与えられる一つの国。
試されるのは、個人の強さだけじゃない。
国を治め、民を導き、最後に四門名家の頂点へ立つ。
――俺の平凡な人生は、ここで終わった。