あらすじ
いつも他人の仕事ばかり被って、損してばかりの地味な事務職・茅野紬。
心身ともに疲れ果てたある土砂降りの夜、道端でずぶ濡れになっていた見知らぬ青年に、自分が差していた「100円のビニール傘」を押し付けて立ち去った。
──ただの、お人好しな自己満足。そのはずだったのに。
数日後、会社に現れた彼(実は新進気鋭のイケメンフローリスト!)から、お礼として「幻の青いバラ」をプレゼントされたことを皮切りに、紬の平和な日常は崩壊する。
不機嫌なカフェ店主にバラを飾ったら「アンティークの懐中時計」に。
パニック寸前のデザイナーに時計を貸したら「最高級オーダーメイドドレス」に。
さらには冷徹な若きイケメン社長の窮地を救って「タワマンの鍵」!?
気がつけば、私の周りには少しワケありなハイスペック男子ばかりが大集結。
オフィスでも休日でもバチバチの牽制合いが始まり、なぜか全員私に対して過保護で甘すぎる気が……?
「いやいや、これはあくまで『お礼のサービス』だから!」
自己評価どん底の非モテ女子が、わらしべ長者のように「物」と「縁」を繋ぎながら、やがて『一生分の愛』という最高の宝物を手に入れるまでの、焦れ甘ラブコメディ。