あらすじ

名前を盗む怪異がいるらしい、と知ったのは、橋渡黎子の元に送られた手紙の内容からだった。 曰く、ある狐に名前を盗まれてしまったらしい。 今回の依頼は、その名前を取り戻すことだ。 黎子は社長椅子に座りながら、手紙に目を通す。 「おいチビ、この『名前を盗む狐』について調べとけ」 「ええ〜僕今忙しい……」 「この間、アタシに黙ってにゃおにゅーるを摘み食いしたのはどこのどいつだったかな」 「ぜひ僕にやらせてください」 全く仕方のない従業員を前に、黎子は煙草の煙を吐いた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『名前を盗む狐』 危険度★☆☆☆☆ 突如として現れた怪異。 目の前に現れ、人間に名を問い、答えた人間の名を盗む。 名を盗まれた人間は、徐々に廃人と化していった。

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小説を読もう2026/09/04
  • 現在の作品祓い屋レイコと『名前を盗む狐』