あらすじ
十五歳の少年・久世朔には、幼い頃から妖怪が見えていた。
九歳のある日、自宅に棲みついていた座敷童子と出会い、「ハク」と名付ける。
それから六年。人間と妖怪でありながら、二人は友達として穏やかな日々を過ごしていた。
しかしある日、謎の妖怪によって久世家は襲撃され、朔は家族のすべてを失う。
瀕死の朔を救うため、ハクは彼の身体へと憑依する。
家族を奪った妖怪を、この手で殺す――。
復讐を誓った朔は、妖怪による事件を秘密裏に処理する組織『八咫』へ入り、刀を手に現世と幽世の狭間で戦う者――『カクリヨ』となる。
これは、すべてを失った少年が、
新たな仲間と出会い、もう一度「生きる理由」を見つけていく物語。