あらすじ
私立鳳凰学園高校2年・土屋拓馬は、将来学芸員を夢見る重度の考古学オタク。
彼が放課後足繁く通う「かぐら野市郷土資料館」は、来館者数の低迷により年度末での閉鎖という大ピンチに直面していた。
資料館を守りたい拓馬の熱い「文化財愛」が溢れ出たその時——収蔵庫に眠っていた3000年前の「遮光器土偶」が光を放ち、少女の声で喋り出した!?
「拓馬くん……私をそんな熱い目で見ないでください……!」
さらに、国宝「縄文のビーナス」、古墳時代の「踊る埴輪」までもが次々と目覚め、拓馬の助手(?)を自称し始める!
見た目はどう見ても100%無機質な焼き物(テラコッタ)のまま、乙女心は超純粋なヒロインたち。
彼女たちの個性を活かした「土器パフェ」や「体験型ワークショップ」で資料館の起死回生を狙う拓馬だったが、そこへ冷酷な市の査察官が立ちはだかり——!?
歴史は「保存」するだけじゃつまらない! 現代へ受け継がれる人々の「祈り」と「恋心」を描く、学べて笑えて甘酸っぱい歴史体感ラブコメディ、開幕!
編集者・出版検討向け紹介文(企画概要・マーケティングポイント)
【作品概要】
本企画は、高校生学芸員候補の主人公と、歴史的発掘品(遮光器土偶・縄文のビーナス・踊る埴輪)の姿をしたヒロインたちが織りなす「歴史学習×シュールコメディ×ラブコメ」作品です。
【本作の強みとターゲット層】
1. 「見た目100%文化財」という強力なビジュアルギャップ
擬人化して人間の姿になるのではなく、「実物の土偶・埴輪の質感やフォルムのまま感情表現(赤面してテラコッタの顔料が濃くなる等)を行う」という圧倒的なシュールさと可愛さのギャップを押し出しています。漫画化・メディア化の際にも一目で認知される強いビジュアルフックを持ちます。
2. 「学習マンガ」と「エンタメ」の高度な融合
毎話ごとに明確な考古学知識(土偶と埴輪の違い、層位学、文化財の保存と活用の相克など)を組み込んでいます。読者は笑いながら歴史の教養を得ることができ、全年齢層・教育的観点からも親しみやすい設計となっています。
3. 「地方資料館の存続問題」を描く王道ドラマ
行政の予算削減や文化財の活用という現代社会のリアルなテーマを扱い、主人公の情熱とヒロインたちの健気さで壁を乗り越える、カタルシスある爽快なストーリー構成となっています。