あらすじ

原作では、本編が始まる前に死ぬ。 中堅物流会社で在庫と配送を管理していた佐伯直人が転生したのは、死をきっかけに父の悪政と領地の破滅が加速する、悪役貴族の跡取りコンラートだった。 彼が望むのは英雄になることではない。ただ死にたくないだけだ。 生き残るには、数字の合わない帳簿、放置された水路、父の借金、そして十八年後に勇者が悪王を倒した翌日から崩壊する国まで、すべて立て直さなければならない。 彼の魂から生まれたのは、条件を満たすたび力を開く二十二枚のアルカナ。それを宿すのは、同じ肉体に押し込まれた天邪鬼クロムだった。クロムはコンラートを恨み、アルカナを嫌っている。だが札を完全に反転できるのも彼だけだ。 《愚者》の鑑定と収納、剣と魔法、破滅の記録を武器に、コンラートは名もない男爵家の跡取りから王国を動かす人物へ成り上がっていく。 死にたくない転生者と、アルカナ嫌いの悪魔。二人の生存戦略が、領地、国、家族、そして五百年後へ続いていく長編年代記。 ※本作はカクヨムにも掲載しています。

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小説を読もう2026/09/04
  • 現在の作品悪役貴族の息子に転生したら、体の中に悪魔がいた