あらすじ

世界を創造した神がひと仕事終えたとばかりに惰眠を貪る一方で、天使たちは今日も大忙しであった。 死後の魂の出迎えから、天国への入国手続きに案内。次々と舞い込む各種問い合わせへの対応。そして何よりも手間がかかるのが地上に生きる人々の幸福度の調整である。 幸福というものは天国から地上へ供給されており、その総量は厳密に定められている。各国の人口や経済状況、社会情勢などを細かく考慮した上で配分し、規定値を超えてはならない。 理由は単純だった。もし地上が幸福で満ちあふれてしまえば、誰も天国をありがたがらなくなるからである。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/09/04
  • 現在の作品地上は幸福 :約1500文字 :天使