あらすじ
日本で心理学を学び、アメリカの大学院で結婚家族療法を学んだ浅沼美也。
結婚家族療法士として歩み始めたばかりの美也は、個人、夫婦、家族など、さまざまな悩みを抱える人々と出会っていく。
最初のインターン先はホスピス。
そこで出会った一人の女性、マーサとのカウンセリングは、美也の心に深く刻まれることになる。
「人は、最後まで変わることができるのだろうか。」
マーサとの出会いをきっかけに、美也は「生きること」「愛すること」「家族とは何か」を考えるようになる。
その後も、美也のもとには、夫婦のすれ違い、親子の葛藤、家族の秘密、心の傷を抱えた人々が訪れる。
美也は彼らの心に寄り添いながら、一緒に答えを探していく。
けれど、悩みを抱えているのは、相談に訪れる人たちだけではなかった。
人の心に寄り添うはずの美也自身もまた、迷い、傷つき、悩みながら成長していく。
人は誰かと出会うことで変わる。
そして、誰かを支えているつもりが、いつの間にか自分も支えられている。
これは、結婚家族療法士・浅沼美也と、彼女の人生に訪れる人々との出会いを描いた、心と家族の物語。