あらすじ
現代の北米。
平凡な高校生リベーロ・エキタスは、ある朝、駅で見知らぬ男から奇妙な黒い石の欠片を託される。
その表面に刻まれていたのは、古代エジプトにまつわる謎めいた紋様。
そして、その正体を見抜いたのは、誰もが認める秀才であり、名門ヴェスティ家の令嬢ロゼリー・ヴェスティだった。
本来なら交わるはずのなかった二人。
しかし、古代エジプトの神々に関わる「禁忌の欠片」を巡り、二人は一つの使命を背負うことになる。
——欠片を、あるべき場所へ返す。
価値観も身分も性格もまったく違う二人の高校生が、
現代世界のカイロを目指し、黒い石は「なぜ割れていて、その欠片がここにあるのか」その謎へと踏み込んでいく物語。