あらすじ

学校一の美少女、相沢琴音。 高校ではいつも友人に囲まれている彼女と、目立たない高瀬颯馬が話すことはほとんどない。 けれど二人は幼なじみだった。 互いの親の帰りが遅い毎週金曜日だけ、琴音は颯馬の家で夕飯を食べている。 颯馬は琴音の嫌いな人参を小さく切り、琴音は食後の洗い物をする。 颯馬の家には、琴音が小学生のころから使っている専用の茶碗まで置かれている。 それでも学校では、二人の関係を知る者はいない。 そんな金曜日の夕食が、春には終わることになった。 琴音の父親の勤務が変わり、二人で食べる理由がなくなるからだ。 ところが琴音は「春からはここで勉強したい」と言い出し、颯馬も来るか分からない彼女のために二人分の夕飯を作り続ける。 お互い、一緒にいたいとは言わない。 代わりに、春以降も会うための理由ばかり探している。 学校では遠く、食卓では誰より近い。 残り二十四回の金曜日から始まる、素直になれない幼なじみ二人のじれ甘ラブコメ。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/09/04
  • 現在の作品【短編版】学校一の美少女は、金曜日だけ幼なじみに戻る