あらすじ

深夜の街を走る一台のタクシー。 運転手の辻井が乗せるのは、花束の女、父親と話す男、妻に会い続ける老人、そして未来に向かう若者たち。 客はそれぞれの目的地で車を降りていく。 けれど、彼らが残していった言葉や忘れ物は、静かに辻井の中へ積もっていった。 長年タクシーを走らせてきた辻井自身もまた、十数年前に置き去りにした「あるもの」を抱えている。 人は何かを失ったままでも、再び走り出せるのだろうか。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2026/09/03
  • 現在の作品空車