あらすじ
白雪姫のお后様は――実は、とってもいい人でした。
「鏡よ鏡、この国で一番美しいのは誰?」
「……お后様、また何かあったんすか?」
美容に仕事、人間関係。
王妃だって、ひとりの女性。悩みもあれば、愚痴だって言いたい。
そんな彼女の相談相手は、ちょっぴり口の悪い魔法の鏡。呆れたり、励ましたり、ときには一緒に大騒ぎしたり。今日も二人のおかしな日常は続いていきます。
でも――どうして鏡は、いつだってお后様の味方なのでしょう?
これは「悪いお后様」にならなかった、一人の女性の物語。
そして彼女の長い人生を、誰より近くで見つめ続けた魔法の鏡のお話です。