あらすじ
死んだ恋人から、毎晩0時にメッセージが届く。
『久しぶり。』
送り主は、亡くなったはずの蓮。
会いたかった。信じたかった。
けれど、そのメッセージには少しずつ違和感が現れ始める。
――これは、本当に蓮なの?
午前0時のメッセージから始まる、切なく不穏な恋愛ミステリー。
恋人・神崎蓮を亡くした美月。
ある夜、午前0時ちょうどに一通のメッセージが届く。
送り主は――死んだはずの蓮だった。
それから毎晩0時に届く、蓮からのメッセージ。
しかしやり取りを重ねるうち、美月は小さな違和感を覚え始める。
蓮しか知らないはずのこと。
美月自身さえ覚えていない過去。
そして、記憶から消えていた友人の存在。
封じられていた高校時代の記憶が蘇るにつれ、蓮の死と「あの日」に隠された真実が少しずつ繋がっていく。
五人だけの約束。
忘れられた記憶。
星に込められた秘密。
そして――
毎晩0時に“蓮”を名乗っていたのは、本当に彼だったのか。
すべてを思い出したとき、
午前0時の本当の意味が明らかになる。
死んだ恋人から届いた一通のメッセージから始まる、喪失と記憶、そして別れの物語。