あらすじ
〇あらすじ
かつて行き倒れていたところを、ファンブラン家の御曹司であるエミリオに救われたキアラ。その正体は闇に生きる女暗殺者だった。
命の恩人であるエミリオに報いるため、キアラは暗殺者を辞めてエミリオの専属メイドへと転身する。
しかしキアラの愛は非常に重く、距離感0でグイグイとエミリオに寄ってくる。思春期であるエミリオは翻弄されっぱなしで、キアラへの接し方に苦労する毎日。
激重な元暗殺者メイドと、彼女の過剰なスキンシップに翻弄されっぱなしのお坊ちゃんの過保護で過激なドタバタラブコメディ!
〇登場人物紹介
エミリオ・ファンブラン 14歳 男 ファンブラン家次期当主
この物語の主人公。地域一帯を治める大貴族ファンブラン家の長男。出張が多い父に代わり当主としての役割の殆どを代行している。
育ちのいいお坊ちゃんそのもので、良い意味で恵まれたものが持つ優しさを周囲に向けており、周囲からの評判は良好そのもの。
1年前にその優しさからキアラを助けたものの、14歳になったことで異性に興味を持ち始め、キアラの無防備すぎるスキンシップに悶々とする毎日。
当主としては”天才”と言っても過言ではなく、本来学校に通う年齢ではあるが、文句をつけさせない成績を見せつけて強引に卒業してしまい、ファンブラン家次期当主として執務を行っている。
この物語はエミリオは自分の意志でキアラに愛を伝えるまでの話である。
キアラ 20歳 女 暗殺者→エミリオ専属メイド
この物語のヒロイン。元暗殺者であり、任務に失敗して行き倒れていたところをエミリオに救われる。その事に人生観が揺さぶられるほどの衝撃を受け、1年かけて組織から足抜けしてエミリオの専属メイドとなる。
黒髪の褐色肌で身体の起伏がメイド服からでもわかるくらいに目立っている。だいたいの登場人物から美人と言われる。基本的に無表情。
暗殺者としての教育を受けてきたこともあり、腕っぷしは最強クラス。エミリオの専属メイドになるにあたり教育も受けなおし、彼の身の回りの世話は完璧にこなす。しかし常識が一部抜けてる箇所があり、特に身体の距離感が近すぎることに。
元暗殺者であるが殺しに対して強いストレスを抱えており、任務が失敗したのも心を殺しきれなかったため。今でも悪夢を見ることがある。
エミリオに対する感情は非常に重く、彼のためであれば命すら余裕で投げ出せる。半分崇拝、半分愛情ではあるが、キアラ自身が自分の感情をどう処理すればいいかわからなくなっている。
そんなキアラが常識を身に着けていき、自分の感情に整理をつけるまでの物語。
アンドレイ・ファンブラン 39歳 ファンブラン家当主
エミリオの父親。ファンブラン家現当主。エミリオは全く知らないが、実は世界を股にかけるスーパーエージェントであり、出張が多いのも任務のため。
キアラが組織を抜けることができたのも、アンドレイがキアラのいた暗殺者の組織を壊滅させたからであり、まだ仮当主であるエミリオに代わって、彼がキアラの直接の雇い主となっている。
しかし性格は割とお茶目で、デスクワークを大の苦手としており、エミリオが当主としての仕事を引き継いだことで非常に助かっている。
ロベルタ・ファンブラン 37歳 アンドレイの妻
エミリオの母親。アンドレイの妻であり、彼女もアンドレイの右腕のエージェントである。育児のためにしばらく引退していたが、子供たちに手がかからなくなってきたので、現場に復帰した。
夫とはラブラブであり、出会ったのも互いがかなり若い時である。そのためかエミリオとキアラの早すぎる恋も普通に応援しており、なんなら孫ができてもいいと思っている。
フェリカ・ファンブラン 13歳 学生
エミリオの妹。典型的なお嬢様であり、口調もお嬢様言葉。エミリオに対し兄妹という関係を越えた憧れを持っているかなりのブラコン。
キアラに対しては最初は警戒心を抱いていたが、キアラに助けられてからは姉のように甘えることに。
金髪ロングの美少女であるが、まだ幼さが残っており、身体も全体的に小さい。
エミリオに次いで天才的な頭脳を持ち、実はもう殆ど卒業予定。とはいえ友達などがいないわけではなく、学校でも人気者である。
〇舞台設定
一応ファンタジーな世界観であるが、剣や魔法の類は緩い世界観なので言及しない。産業革命がおこる直前くらいの北欧をモチーフに。