あらすじ
※こちら『カドコミ漫画原作コンテスト【ナツガタリ'26】』への応募作品です。
※小説ではなく漫画原作の脚本となっております。
●あらすじ
鬼に変化する人間『鬼人』の存在が社会問題となって数十年。
訳あって鬼に変化してはならない少年、紅秋〈くれない・あき〉は一人の少女と出会った。
その少女は無法の鬼を始末する『始末屋』の総本山『志紀組』組長の孫娘、志紀三月〈しき・みつき〉であった。
組長の一方的な計らいによって、三月とバディを組む事になってしまった秋。
新設された第四分署に舞い込んでくる怪事件を解き明かし、法度違反の鬼を始末していく。
秋と三月の始末屋稼業が始まるのであった。
●登場人物
名前:紅 秋
年齢:16歳(高校二年生相当)
性別:男
外見:174㎝。目つきが悪い。普段はスーツを着用しているが、ネクタイは着けない主義。靴も革靴ではなく黒いスニーカー。私服は一般的なもの。
概要:主人公。座右の銘は『今日より明日の縁』。
対象始末数5回。始末書の提出数5回。
志紀組に所属する始末屋。
自身の能力の都合、全身を変化させてはいけないという風変わりな鬼でもある。
基本的に口は悪いが、保護すべき存在は何が何でも見捨てない信条を持つ。また、鬼と人の狭間に揺れる者は特に見捨てられない性分。
口では悪く言うが、自分を拾ってくれた志紀牙月の事を心から尊敬している。
●鬼としての能力
【身体狂化】
鬼としての肉体、および鬼火の威力といった基礎的な能力を大幅に底上げする。
絡め技的な能力こそ何もないが、それすら不要と言える程に凄まじい戦闘力を発揮する。
しかし秋の【身体狂化】には唯一、致命的過ぎる弱点がある。
それは全身を鬼化させて【身体狂化】を発動している最中、秋は完全に理性を失ったバーサーカーと化してしまう。
そのため秋が完全変化した場合、本人がガス欠を起こすか、誰かの手によって戦闘不能に追い込まれるまで、敵味方関係なく暴れ続ける。
唯一の解決策として、暴走中に三月の【思考介入】を受けて、身体を操作してもらうという方法がある。
暴走中の秋は【思考介入】の妨げとなる理性が無いので、本来は三月の抱えている欠点が、逆に好相性となっている。
名前:志紀 三月
年齢:16歳(高校二年生相当)
性別:女
外見:身長147㎝。腰まである黒髪ロング。垂れ目。八重歯がある。普段は着物に革のブーツを着用している。胸は絶壁。
概要:志紀家次期当主筆頭候補にして、現組長である志紀牙月の孫娘。
普段から着物の下に拳銃やドスを隠し持っている。
一般常識が欠落しているトラブルメーカーであり、秋のバディと言える存在。
志紀始末屋第四分署の署長でもある。
普段は落ち着いた雰囲気の京の女。皮肉屋でやや短気な面もあるが、これらは一般常識の欠如によるところが大きい。根はいい子。しかしあくまで鬼なので、冷徹な面もある
口には出さないが、普通に生きる同世代の女の子に対して憧れのようなものを持っている。
●鬼としての能力
【思考介入】
文字通り対象となる生物一つの思考に対して、自分の思考を割り込ませる能力。
小動物程度なら、この能力である程度操る事ができる。
ただし人間並みの知性を持つ相手に能力を使う場合、相手の思考力が能力を妨害するので、ちょっとした集中力の低下や、イタズラ程度の意識操作しかできない。
三月自身の身体能力も相まって、お世辞にも実戦に向いた能力とは言い難い。
しかしこの能力は、対象となる生物が思考らしい思考を放棄した存在であった場合に真価を発揮する。
特に暴走状態では思考力を失っている秋とは相性抜群で、秋の強大な力を自由自在に操る最強の操縦士として機能する。
名前:志紀 牙月
年齢:80歳
性別:男
外見:身長202㎝。白い長髪と、白く長い顎鬚が特徴的。筋肉隆々のマッチョ。顔面は傷だらけで強面。
概要:始末屋の総本山、志紀組の組長。
三月の祖父。三月に対しては甘い祖父バカ。
しかし始末対象や不祥事を起こした身内には厳しく、冷徹に命を奪う事も厭わない。
開陽第一自治区を発展させ、鬼人が平穏に暮らせる場所を維持する事に血心を注いでいる。
三月と秋の相性に気づいて、バディを組むように仕向けた張本人。
名前:日廻 加夏
年齢:17歳(高校三年生相当)
性別:女
外見:身長157㎝。髪は栗色のミディアムレイヤー。腰は細く、胸は大きい。
概要:志紀組に所属する情報屋。
普段は自治区内で色々なアルバイトをしている。
金勘定にうるさい性分。
後に第四分署の所属となり、三月と親友になる。
名前:出井田 梅人(でいた ばいと)
年齢:27歳
性別:男
外見:身長180㎝。金髪。サングラスをかけている。着痩せするタイプの細マッチョ。
概要:第一話登場の始末対象。
鬼人を闇バイトとして雇って、強盗殺人事件などを起こしていた。
◆作中用語
●鬼人
人の身でありながら、圧倒的身体能力と異能力を持つ鬼に変化できてしまう者の総称。
不規則的に生まれ、いつ鬼として目覚めるか誰にも分からない。
鬼人が起こす事件は作中時間軸では社会問題となっている。
そのため鬼人は一般社会から忌避され、迫害対象になる事も珍しくない。
●法度
同胞が不必要に人へ害を為さないよう、鬼人達が作った絶対ルール。
内容は多岐に渡り、その罰しかたも様々。
しかし基本的には重罪を犯した者には問答無用の死を与えるルールでもある。
志紀組の始末屋は動くのは、重罪を犯した鬼人相手の場合が多い。
●志紀組
日本一の規模を誇る始末屋の総本山。
組長は志紀牙月。
本店と呼ばれる始末屋本部の他、第一から第四までの分署が存在する。
本拠地としている開陽第一自治区は、鬼人が中心となって運営されている街である。
●始末屋
法度を破った鬼人を文字通り始末する組織。
鬼人によって運営されており、日本各地に大なり小なり存在する。
裏では日本政府とつながっているが、表向きは指定暴力団の一つとして扱われている。
●第四分署
新設された志紀組の分署。
署長は志紀三月。
主な職員は紅秋。
現在は設立したてなので少数のメンバーしかいない。
●本部
通称『本店』。
秋が序盤で解雇された部署。
組長である牙月が直接仕切っている、志紀組の最強部署。