あらすじ
平穏な村で暮らしていた青年レオンは、幼なじみのユリウス、エリシアとともに、帝国軍の襲来によって日常を失う。
帝国の目的は、村を滅ぼすことではなかった。
彼らが求めていたのは、ただ一人――エリシア。
理由も分からぬまま追われる身となった三人は、村人たちの助けを受けて故郷を離れ、やがて帝国に抗う者たちや、各地で戦う人々と出会っていく。
その旅の中でレオンたちは、世界に存在する聖剣と、帝国が手にした闇の武器の存在を知る。
聖剣は闇を抑え、モンスターを退ける力を持つ。
一方、闇の武器は持つ者へ強大な力を与える代わりに、少しずつその心を蝕んでいく。
帝国を率いる皇帝もまた、ただ世界を征服しようとしているわけではなかった。
終わることのない国同士の争いをなくすため、圧倒的な力によって世界を一つに統べようとしていたのだ。
やがてレオンたちは知る。
自分たちと帝国が争うその陰で、人間そのものを滅ぼそうとする、より大きな闇が動いていることを。
敵として剣を交えてきた者たちは、それでも互いの正しさを簡単には認められない。
それでも、生き残るため。
そして、戦いの先にある未来を選ぶため。
聖剣と闇の剣。
二つの力を巡る戦いは、やがて敵と味方の境界を越え、世界の行く末を懸けた戦いへと変わっていく。
これは、戦争を終わらせるために剣を取った者たちが、
最後には同じ未来を目指して歩き始めるまでの物語。