あらすじ

王太子の婚約者で王国の密偵だったヴィオレットは、彼を守る極秘任務のため、自ら偽の自白書へ署名し、「王家を毒殺しようとした悪女」として全てを失った。任務を終えて帰還した彼女へ、王太子は結婚と引き換えの名誉回復を申し出る。だが王家の封蝋が押された証拠には、真実だけでなく、彼女の沈黙と生涯の奉仕まで書き込まれていた。ヴィオレットは公判の火鉢でその証拠を燃やし、代わりに自分の名で作った証言を提出する。無罪になる前から境界線を守り、救済を求婚で買わない騎士検察官ノエルと共に、誰かから与えられる潔白ではない人生を選ぶ。悪女役を演じ終えた女性が、本名で届く一通を自ら開くまでの物語。

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小説を読もう2026/09/03
  • 現在の作品悪女の汚名を晴らす求婚なら、証拠品ごと燃やします