あらすじ
「ゴミ能力しか持たない出来損ないは、我がアシュフォード公爵家には不要だ!」
15歳で授かったスキルは、ゴミを消すくらいしか役に立たない最下級能力【分解】。
異母弟がSSRスキル【聖剣召喚】を授かったことで、俺――ルークは実家を追い出され、魔物が跋扈する最悪の魔境へと追放された。
だが、絶望の淵で死にかけたその時、俺の能力の『真の価値』が覚醒する。
――【分解】。
それはただのゴミ掃除スキルなどではない。
物理、魔法、ステータス、さらには「呪い」や「空間」という理そのものを解体する、『創世神の管理権限』だったのだ。
敵の必殺魔法を概念ごと分解し、世界の理を書き換える無敵の力を手に入れた俺は、魔境で不治の呪いに苦しんでいた隣国の美しき氷華姫・エレノアを救い出し、新天地で英雄として成り上がっていく。
◇
一方その頃、俺を追放した公爵家は大混乱に陥っていた。
実のところ、公爵領を包んでいた強力な結界も、高品質な魔石の精製も、すべて俺が裏で【分解】の力を応用して維持していたものだったのだ。
「ルーク! 頼むから戻ってきてくれ! 領地が崩壊してしまう!」
「今更泣きつかれても遅いです。俺は自分を認めてくれた仲間たちと神域ダンジョンで忙しいので」
捨てられた少年が世界の理すら破壊する、圧倒的無双ファンタジー、開幕!