あらすじ
かつて世界は、たったひとつだった。
だが果てしない刻の果てに世界は分かたれ、原初世界と鏡像世界『ミラージュ・エデン』という対をなす二つの世界が誕生した。それに伴い、すべての人間には「双方の世界に同一の魂を持つ存在が一人ずつ存在する」という絶対の理(ことわり)が刻まれる。
かつては魂のバイパス(輪廻転生のサイクル)の異常によって複雑な転生が起きていたが、現代においては明確な【ふたつの法則】が世界を支配していた。
【転移】:現世で電車に轢かれることによって、生の肉体と姿のまま異世界へ落ちる。
【転生】:能力者【刈り取る者】に殺害されることによって、別の肉体へと魂が宿る(ポゼッション)。
そして――決して出会ってはならない「二つの世界の同一の魂」が巡り合い、交わった時。神界・冥界・天獄を擁する「天界」への道が解き放たれるという。