あらすじ
過労死した元戦略コンサル・白石圭司が、次に任された案件――それは、誰も寄りつかない最弱ダンジョンの再建だった。
戦力なし。資源なし。知名度なし。
使えるのは、安価な光と小粒の宝石。そして天井から糸を垂らす、意思表示しかできない金色の球体だけ。
だが圭司にとって、勇者は倒すべき敵ではない。
繰り返し訪れ、迷宮を成長させてくれる「顧客」だ。
安全な入口。小さな成功。目の前にちらつく、次の報酬。
罠も魔物も宝石も顧客導線へと変え、勇者の再来訪率を最大化する――元コンサル流・迷宮経営が始まる。
最弱の光が、やがて世界中の勇者を誘い込む。
異世界ダンジョン再建ファンタジー、開幕。