あらすじ
「あんたには、物語の”芯“がある」
静かな図書館で始まる創作にまつわる交流。
聴覚に障害を持つ男性・高木。
過去を悔いる元編集者・佐伯。
それを見守る女性司書・小畑。
――――――
「上手く書けない。自分には才能が無いのかも。それでも――創りたい」
そんなふうに、創作の途中で立ち止まったことのある貴方へ。
そんな貴方の中に眠る、まだ“形”にならない物語の”芯”に、そっと寄り添う物語。
――――――
かつて多くの作家を見てきた佐伯は、高木に眠る稀有な”芯“を見抜く。
だが、そこには思わぬ壁が⋯⋯。
そこで二人が手にしたのは――
赤・青・緑・黄・紫。
音のない世界で、言葉を交わさずとも、深く強く心を通わせる彼ら。
しかし、そこには避けられない現実が⋯⋯。
喪失。
約束。
そして、隠された謎。
これは、声なき想いが誰かの手によって芽吹いていく再生と継承の物語。
【全11話完結】