あらすじ
力こそがパワーのバーバリアン社会で、知力を極振りにした「異端の男」が世界を穿つ!
フィールド全域に猛毒の気が充満し、古代の結界とダンジョンから得られる「魔石」がなければ生命を維持できない過酷な世界。
人々は厳格な「市民等級」に縛られ、未納税者は容赦なく国外追放される冷酷な社会構造の中で、バーバリアン族は高い肉体性能を誇りながらも「知力が低い戦闘奴隷」として他種族から蔑まれていた。
そんな中、アイル族の若きバーバリアン・テリエスは、種族の常識を覆す異質の存在だった。
彼はバーバリアン最大の武器である「フィジカル」と引き換えに「規格外の魔法・知性バフ」を得る奇跡の称号『突然変異』を宿して生まれた、いわゆる「インテリバーバリアン」だったのだ。
成人式の伝統比武大会で、圧倒的な腕力と才能を誇るライバル・ダラスを身体強化魔法で破り優勝を果たしたテリエスは、大地の神ヴォル=ウーラより神授の武具を獲得する。
しかし、成人を迎えたバーバリアンに突きつけられるのは、新成人を狙う「初心者狩り」の脅威、過酷な毒気のフィールド、そして年間「白金貨1枚」という凄まじい高額の市民税だった。
直感と筋力だけで突き進む同胞たちを背に、テリエスは図鑑で得た莫大な魔物知識、多属性魔法、そして圧倒的な計算スピードを武器に、多種族が集う巨大国家「オルドリア王国」への旅路につく。
筋肉至上主義の世間にその知力と魔法で一撃を叩き込み、過酷な世界を合理的に生き抜く「インテリバーバリアン」の至高の生存戦略が、いま始まる!