あらすじ

エミリア・ローゼンベルクは、完璧な令嬢だった。 ――ただし、本人は自分が悪女であることを知らない。 そんなエミリアはある日、自分が処刑される夢を見る。 そしてそれが予知夢であることに気がつく。 「しょ、処刑されるの……?」 エミリアには全く心当たりがなかった。 「ま、まさか……ローゼンベルク家……?」 「お父様……何かよからぬことに手を出しているのでは……!?」 処刑される未来を変えるため、エミリアは原因探しに奔走する。 しかし、彼女はまだ知らないのだ。 自分が恐れる未来の原因が、他の誰でもない――エミリア自身にあることを。 これは、無自覚に人を傷つけてきた悪女が、未来を変えるために全力疾走していくお話です。 *今後、小説版を投稿予定。 【登場人物】 エミリア・ローゼンベルク 公爵令嬢。主人公。16歳。とても賢い。思い立ったらすぐ行動に移す。曲がったことが嫌い。美しいものが好き。高位貴族の中でも目立った容姿と優秀さからレオンの婚約者に選ばれた。 思ったことをなんでも口にしてしまう。自身の影響力の高さを理解しておらず、しばしばエミリアの何気ない一言で周りを動かしてしまうことがある。本人はそれに気がついていない。このことがのちに大きな問題へと発展する。 レオンと婚約して日が浅い。交流するべきと考えるが、忙しいだろうと気を使い、自分からはあまり話しかけていなかった。家族大好き。 ある日、処刑される夢を見てから、未来を変えるべく奔走する。でも自分自身の問題に気がついていないため、なかなか処刑回避できない。のちに処刑回避したと思ったら今度は暗殺される夢を見てしまう。 レオン・アルフナード 王国の第一王子。16歳。一年生。学園入学の少し前にエミリアと婚約。真面目でまっすぐな性格。冷静。文武両道。 エミリアの何気ない一言で、罰を受けたり、嫌がらせにあう人が続出しており、直接みたことはないが、エミリアが裏で気に入らない人物を排除するように、周りを動かしているのではないかと疑っている。エミリアと交流を深めていくうちに、自分が見落としている何かがあるのではないかとエミリアを気にするようになる。のちにエミリアの言動や周りを動かしてしまう異常性に気が付く。彼女を叱責するとともに、エミリアのことを信じるようになる。 ルカ・ローゼンベルク 小公爵。20歳。エミリアの兄。飄々としているが、文武両道でとても優秀。頭の回転が早い。妹のエミリアのことは大切に思っている。妹が時折ズレていることは理解しているが、その能力自体は高く買っている。まずは相手の話をよく聞き、受け止めることがモットー。 のちにレオンの気持ちに気が付くと、揶揄うようになる。 ローゼンベルク公爵 エミリアとルカの父。家族思い。優しく穏やかな性格。処刑される夢を見たエミリアから、まずはじめに公爵家を疑われ、父に被弾する。違法取引や浮気、ギャンブル等を疑われ可哀想な人。しかしエミリアが領地改革に成功すると、家族のためだったのだなと深く感動する。とても素直。 ルシェ・フランツ 男爵令嬢。ある日、寝坊してしまい、髪の毛が整っていないことに気が付かずに登校。それをみたエミリアから「目障りね」と言われたことをきっかけにいじめにあう。後にエミリアと友人になる。引っ込み思案で友達が少ない。控えめ。エミリアがいじめの主犯格だと思っていたが、エミリアがルシェを助けるようになったり、交流していく中で、認識が違っていたことに気が付く。レオンの次にエミリアの問題に気が付く人物。 ソフィア・ルーデン 侯爵令嬢。エミリア大好きな取り巻きの一人。エミリアのためと色々動いてきた。エミリアの発言をスピーカーのように共有する。自分が一番の友達だと思っている。エミリアに強く憧れている。しかし、エミリアが嫌っているはずだと思っていたルシェと一緒に過ごすようになって、捨てられたような気持ちになる。ルシェに激しく嫉妬し、彼女に嫌がらせをするようになる。それでも助けるエミリアを見て、憧れが徐々に歪んでいく。 リカルド・ヴェルナー 隣国の第一王子。16歳。留学のためエミリア達の学園に編入。表面上は穏やかな性格。その裏では、平和な世の中を嘆き、戦いに飢えている戦闘狂。王太子の婚約者であるエミリアを暗殺することで、両国の戦争のきっかけを作ろうと暗躍。

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カクヨム2026/09/03
  • 現在の作品【漫画原作脚本】未来視に目覚めた悪女ですが、未来の私はどうやら処刑されるらしい