あらすじ
ドルツ公爵家三男、ノア・ドルツ、六歳。
ある日、幼稚舎で出会った令嬢を泣かせてしまったことをきっかけに、ノアは前世の記憶を取り戻す。
そして、ここがかつて遊んだRPGゲーム『聖闘士セイジ✫』の世界であることを思い出した。
しかも、自分は物語の主人公でも、重要な仲間でもない。
勇者パーティーに出会えば、容赦なくボッコボコに倒される。
そんな「雑魚敵令息」だった。
このままゲームのシナリオ通りに進めば、待っているのは悲惨な未来。
「そんなの嫌だ!」
ノアは決意する。
勇者に倒される未来を回避するため、今日からいい子になろう!
けれど、せっかくの二度目の人生。
「こんなのがあったら便利なのに」
「こんなものが欲しい!」
前世の記憶を頼りに『あったらいいな』を、この異世界で次々と現実にしていく。
悲惨な未来を回避しながら、発明と騒動に巻き込まれていく六歳児。
これは、雑魚敵令息として終わるはずだったノアが、運命を変え、やがて世界まで変えてしまう物語。