あらすじ
かつて“死者が蘇った大戦”によって滅びかけた異世界・ネクロア。
この世界では、人が強い未練を残して死ぬと、魂は怪物化し《ゴースト》となる。
ゴーストは人を襲い、街を呪い、時には国すら滅ぼす。
その討伐を専門とする者たちは、《ゴーストハンター》と呼ばれていた。
主人公・レインは、現代日本で孤独に生きる青年。
ある日、事故によって命を落としかけた瞬間、異世界ネクロアへ転移してしまう。
しかし彼には特別な能力があった。
“幽霊の声が聞こえる”。
普通のハンターには倒すしかできないゴーストたちの“本当の未練”を、レインだけは聞き取ることができるのだ。
だがその力は同時に――
死者たちの絶望や苦痛を、全部背負うということでもあった。
やがてレインは知る。
この世界に現れるゴーストたちは、ただの怪物ではない。
誰かに裏切られ、奪われ、捨てられた“人間の成れの果て”だということを。
そして世界の裏では、“死者を兵器に変える帝国”が暗躍していた