あらすじ

ルドルフ・ジグラー、三十五歳、無職。 伝説の勇者フランの直系にして、指一本で 岩を砕く化け物じみた膂力の持ち主。 だが本人にやる気は一切ない。 朝は起きられず、昼は日陰を探し、 村では「ジグラーんとこの穀潰し」で通っている。 そんな彼のもとに、王家の使者が現れた。 「魔王討伐であります!」 断固拒否。しかし母に売られ、王命で縛られ、 気づけば王都の大広間で貴族たちに嘲笑されていた。 「その方に、何ができるのです?」 ――一回だけな。腰が痛いから。 聖騎士団首席の剣を、指一本で粉砕。 かくして、史上もっともやる気のない勇者の旅が始まる。 なお、魔王城までは徒歩でおよそ八ヶ月。 予算の都合で馬車は出ない。 「帰りてえ」 「まだ一歩も進んでおりません!」 最強のおっさんと、生真面目すぎる近衛兵。 男二人、ダラダラ進む魔王討伐の旅路。

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小説を読もう2026/09/03
  • 現在の作品俺は勇者の末裔、、、らしい。しかもいきたくない魔王討伐に生かされるときた。