あらすじ

元看護師の橘涼子は、市役所で「障害支援区分認定員」として働いている。 現場で出会う利用者が口にする「大丈夫」という言葉――その裏に隠された、本人すら気づかない悲しいSOSを、涼子は持ち前の観察眼と優しさで見抜いていく。 そんな彼女を陰で支えるのは、恋人でミステリ作家の高瀬創。 二人が手を取り合い、穏やかな日常を重ねていく……はずだった。 オートロックの内側、鍵のかかった現場、果ては壊れたエアコンの奥。 涼子の行く先々に、突如として現れ始める「謎の白い封筒」。 『犯罪の記憶は消えた』 『わたくしが点滴に混ぜた』 そこに記された不気味なメッセージは、彼女が看護師時代に遭遇した「ある事件」の記憶を呼び覚ます。 誰が、何のために、誰も置けないはずの場所に封筒を残すのか? 執拗に忍び寄る過去の影と、仕掛けられた悪意の罠。 人間ドラマの温もりと謎解きの緊迫感が交錯する、本格お仕事サスペンスミステリ!

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カクヨム
カクヨム2026/09/02
  • 現在の作品元ナースの障害認定員・橘涼子とミステリ作家の事件簿 〜その「大丈夫」は嘘でした。悲しいSOSと誰も置けないはずの封筒〜