あらすじ
『死んだら、楽になれると思ってた。』
十九歳の黎は、その人生に見切りをつけた。
ところが目を覚ました先に待ち受けていたのは、天国と地獄の狭間にある幽世だった。
そこには、奇妙な面をつけた死者たちがいた。
彼等に与えられた仕事は、"現世で死にたい者を止めること"
そんな彼らはひとつ屋根の下で暮らしている。
全員赤の他人。
時代も性格も違う彼等が、
笑って
泣いて
喧嘩して
働いて、
そして時々、誰かの過去に触れる。
これは
"往にぞこなった"死者たちが「死」を抱えながら、
それでも今日を何となく生きていく物語。