あらすじ
「好きな人と結ばれるなら死んでもいいわ!」
大学一年の五月。大人数の大講義室で、主人公の蘭茂は叫ぶ。
講義が始まる前の沈黙。蘭茂の声を遮るものはなく。
蘭茂は「阿保の子」と言われながらも、その性格と優れた容姿で人気者だった。しかし、彼女の背後には恐ろしいお化けが憑いている。「見える」体質の彼女は、友人と交流することで気を紛らせていた。
あるとき、薬指に棘のある糸が垂れていることを知って。
糸の先には運命の相手がいる。
結ばれなければ死ぬ、他の相手に胸キュンすれば災いが降る、痛みを共有する運命共同体になる。呪いの糸。
それって、筋肉男子男子だったら、好みの相手と強制恋愛?
いや、無理やりっていうのも憚られますが。
蘭茂は期待するも、運命の相手は霊媒師を名乗る端整な顔立ちのイケメンくんの遼遠。筋肉男子が良かった、と嘆く。親友の大樹の方が好みなのだ。がっかりする蘭茂。
問題は他にもあった。霊媒師の遼遠いわく、蘭茂の友人で二人の美少女である「二姫」もお化け位に憑かれているようで。
これって運命? 友情と恋をお化けに邪魔させてたまるか!
遼遠の覚悟、そして秘密を知り、蘭茂は惹かれていく。
「遼遠くんは筋肉男子じゃないのに!」
人気者の優しきヒロイン×孤高の霊媒師ヒーロー、恋と友情のホラーラブコメ開幕!