あらすじ
「先輩が俺にキスしたいって思うようになるまで、これから毎日キスしますから」
演劇部の三年、藍川那由多(あいかわ・なゆた)は夏に部活を引退した。
そのすぐあとにプロの劇団から那由多にオーディションの話が来る。
送られてきた脚本には男にキスするシーンがあった。
役の気持ちをつかみきれない那由多は演劇部の二年、瀬名覚(せな・さとり)に相手役を頼む。もちろんキス抜きでと思っていたが――
「先輩の演劇にかける情熱ってその程度なんですか」
瀬名は那由多にためらわずキスをする。
それも何度も。
ただの練習のはずが、やがて瀬名は執着心を覗かせはじめて……
「どうしたんですか? そんな赤くなって。キスされるとでも思いました?」
「はやくキスしたいからここ出ませんか」
「いまのは。逃げなかった先輩が悪い……ですから」
ダウナー系後輩×無自覚美人先輩の学園BL。