あらすじ

少年は、何かの音で目を覚ました。 どこかの星で、誰かが叫んでいる音だった。 少年は惑星だった。惑星は、どこかの星の叫びで目を覚ました。 そして惑星は、その叫ぶ星を助けるために、自分のかけらをその星へ届けた。 俺たちは魔法使いだ。 魔法使いはそれぞれの惑星にいる。 水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星。9つの惑星に1人ずつ、合計9人。 本来はそれぞれの惑星で、見習いと一緒に呪いの増幅を抑えてる。 呪いっていうのは、その星に住む生き物の負の感情が集まって、どんどん増えていく現象だ。下に溜まって、積み重なって、やがて形になる。 例えば、人の感情に干渉したりする。 本来なら死ぬほどじゃない問題でも、呪いに近づくと、簡単に命を投げる選択をしてしまうこともある。 予定外の死は、創造主にとって都合が悪い。と、聞いた……。(いるかどうかは、分からないけど。) 生き物はそれぞれ役割を持って生まれてるから、それを果たさないまま消えると、本来あるはずの影響も消える。 それは星の発展、ひいては銀河の発展の妨げになる。 だから俺たちは、その原因――呪いを魔法に変えて、このコロニーを守ってる。 来たる「太陽との一体化」、つまり滅亡を避けるために。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/09/03
  • 現在の作品星のかけらたち