あらすじ

商家出身のネリアが政略結婚した北方公爵アクセルは、初夜に「君を愛することはない」と宣言した。感情が高ぶるたび屋敷を凍らせる呪い持ちのくせに。請求書を預かっていたネリアは、すぐさま魔晶暖炉代の折半と、温度計を使った感情申告を要求する。使用人の暮らしと自分の商会を守るために始めた三条だけの生活契約は、無表情な夫へ「苛立っている」「心配した」「嬉しい」を言わせる奇妙な訓練へ。やがて呪いは愛を禁じるものではなく、感情を言葉にせず凍結してきた公爵家が払う代償だと判明する。妻の商才を家門の付属物にせず、一人の投資家として支える夫。やがて二人は暖炉を消しても温かい寝室へたどり着く。

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小説を読もう2026/09/03
  • 現在の作品「君を愛さない」「では暖炉代は折半で」