あらすじ

運賃値上げと生活費の上昇で、遠出を控えるようになった大阪近郊の老夫婦、俊夫と和子。 年金と貯蓄を気にする毎日の中で、二人は「月に三千円まで」「無理はしない」という小さな旅を始める。 歩いて渡る古い橋。図書館に残る町の写真。期限の近い株主優待券。息子から届く短いメッセージ。雨の日の公共施設、暑い日の地下街、近所の商店街。 遠くへ行けなくなったからこそ、見えてくる景色がある。 これは、限られた暮らしの中で、夫婦がもう一度、楽しみと人とのつながりを見つけていく物語。

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カクヨム
カクヨム2026/09/02
  • 現在の作品終点まで、二人で