あらすじ
イーリス王国にはある決まりがある。
王家の者は、虹孕みとされる三つの公爵家から配偶者を迎えなければならない。王家と公爵家の間に生まれた子のみが王位を継げる。
しかし時は流れ、現在のイーリス王国の王子たちは決まりごとを軽視していた。
そんな中、虹孕みの公爵家の一つであるローズグロス家の令嬢メアリは城に行くが、冷遇されていた彼女の容姿や年齢から王子らはメアリとの結婚を拒否。
第一王子第二王子ともにメアリを受け入れぬ中、メアリは結婚相手を指名。
「私の第一選択希望は――そちらの第三王子です」
選ばれたのは、存在を隠されていた十三歳の第三王子アシュヴァンだった。