あらすじ
学歴は、その人の価値を決めるものなのだろうか。
偏差値の高い大学に入れば、偏差値の低い大学を笑っていいのか。
地方大学を見下していいのか。
そこで学び、研究している学生まで馬鹿にしていいのか。
最近のwakatte.tvを巡る騒動を見ながら、そんなことを考えた。
そもそも日本の大学は、受験生が偏差値を競うためだけの場所ではない。教育機関であり、同時に研究機関でもある。
福島では放射線や原子力災害について研究する人たちがいる。京都大学にも原子力や放射線を研究する研究者がいる。大学同士が共同研究することだって珍しくない。
そんな世界を「大学の偏差値」という一本の物差しだけで格付けして、本当に大学を理解していると言えるのだろうか。
そして、何十万人もの人間へ言葉を届けられるほどの発信力を持った人間が、研究者や学生を笑うのなら、こちらからも聞いてみたい。
あなたは何を研究したのか。
何を生み出したのか。
社会に何を残したのか。
学歴を持っていることと、他人を見下す資格を持っていることは、まったく同じではない。
これは炎上したYouTuberを叩きたいだけの文章ではない。
大学とは何なのか。
学歴とは何なのか。
そして、「頭がいい」とはいったい何なのか。
一人の大学好きとして、少し雑談してみたい。