あらすじ

「今回は、寄付金を出しません。そう、1シルヴァコインすら」 慈善を嫌い、聖女を嫌い、誰にも笑顔を見せない――。 伯爵令嬢フィーネ・ラグランジュは、王都でそんな「悪徳令嬢」として知られていた。 一方、隣国フェンリシアからやってきた第一王女ユーフェミアは、赤金色の狐耳を持つ次期女王。無愛想で口数も少ない彼女には、一つだけ譲れない信条があった。 噂ではなく、自分の目で見たものを信じること。 だからこそユーフェミアは気づいてしまう。 冷酷と噂されるフィーネの行動が、どうにも噂と噛み合わないことに。 夜ごと王都を抜け出す令嬢。 各地で弱まり始めた地脈。 女王が起こす「奇跡」。 そして、三か月後に迫る国を挙げての大祭典。 「私に関わらない方がよろしいですよ」 そう告げるフィーネに、ユーフェミアは答える。 「断る」 他人を遠ざける嫌われ令嬢と、噂を信じないクーデレ王女。 最悪の出会いから始まった二人は、やがて王国に隠された大きな謎へと足を踏み入れていく。 これは、自分のことを誰かに決められてきた少女と、何を信じるかを自分で決める王女の物語。

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小説を読もう2026/09/02
  • 現在の作品クーデレ王女とキツネ令嬢