あらすじ

団地でピアノを教える沢井まりこの家では、毎晩二時に爪を切る音がする。朝になると、彼女の爪が一枚ずつ減っている。三年前に亡くなった義母の爪を、最後の半年、まりこは切らなかった。数えられていたのは義母ではなく、彼女のほうだった。救いのない怪異譚。読後に残るのは、自分の指を数える手つきだけ。

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エブリスタ2026/08/31
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