あらすじ
「先生、それ依頼人に言います?」
「依頼人じゃないなら誰に言うのよ」
「言い方の話をしてんだよ」
元検事の弁護士・高遠小百合は、依頼人の味方をする。だからといって、依頼人の言い分すべてを肯定するとは限らない。
裏返しの靴下から始まる離婚相談。従業員が全員消えた洋菓子店。絡まった怒り、嘘、権利、責任を一つずつ切り分け、法律でできることと、できないことを容赦なく告げる。
そんな小百合の隣で、パラリーガルの冬城晴臣は、必要な証拠を揃え、言葉を翻訳し、ときには彼女の失言を止める。
法は決して万能ではない。
謝っても、壊れた関係が元に戻るとは限らない。
それでも、失ったところから始められる道はある。
依頼人にも自分にも容赦のない弁護士と、その隣で証拠を揃えるパラリーガルの、案件完結型リーガルお仕事ドラマ。
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※本作はフィクションです。作者は法律の専門家ではなく、法制度や手続については資料を参照しながら執筆していますが、物語上の演出・簡略化を含み、実際の運用とは異なる場合があります。