あらすじ
俺、茅島洋介には、 幼稚園の頃からずっと一緒に過ごしてきた幼馴染・七島栞がいる。
オタク趣味を共有する俺たち二人は、周囲から見ても仲の良い幼馴染だと思う。
朝は一緒に登校して、帰りは一緒に下校する。
休日には一緒に出かけることもあり、髪や身体に触れても嫌がらないし、儚げな笑みを向けてくる。言葉にしたことはないが、これはもう両想いだと思って良いだろう。
肩程まで伸ばした黒髪を二つに分けて、眼鏡をかけた栞の姿は文学少女そのものだ。
一見すると地味な印象を受けるが、栞の顔立ちはよく見れば整っているし、何より目を惹くのがそのデカイ胸だ。 幼馴染みとして傍にいる俺でさえつい視線が引き寄せられてしまうくらいだ。
そんなわけで、油断すれば栞に言い寄る男が出てきてしまう事を懸念した俺は、周囲には栞と俺が付き合っていると告げて牽制している。まったく、可愛い幼馴染みに変な虫が寄らないようにするのも一苦労だぜ。
まあ、そんなこんなで俺と栞の仲は順調だったし、いずれは付き合って結婚するのだろう。
高校二年、そろそろ次の段階に関係を進めても良いか、そう思っていた矢先だった。
突然、栞は変わり始めた。
ある時から登下校は避けられるようになり、髪型が変わり、薄く化粧をするようになった。
そして、野暮ったい印象を受けていた眼鏡のフレームも変化した。
その陰にクラスのイケメン陽キャ・高坂拓馬がいることに気づいた俺は、戦慄する。
――これではまるで、NTR漫画の展開そのものじゃないか。
果たして俺は、愛する栞の貞操を奪われる前にどうにか出来るのか……!
★
(主人公が)勘違い系ラブコメ、ここに開幕――!
主に茅島洋介視点と、七島栞視点で進みます(たまに他キャラ視点あり)。
茅島洋介視点では、恋人以上夫婦未満(と思っている)幼馴染みが奪われていく焦燥感に塗れたNTR展開(だと本人は本気で思っている)、
七島栞視点では、初めての恋に戸惑いながらも、その成就を目指して奮闘する純愛ラブコメで展開します。
※不定期更新となります。
※長編にはならない予定ですが、予定は未定です。