あらすじ
アイテム番号: SCP-4953-JP
オブジェクトクラス: メラクセス
「当宇宙は檻ではなく、すでに飽和しつつある軸の記録面である」
1948年、広島。戦後測量の過程で発見されたのは、物理的な破壊ではなく「記述可能性そのもの」が欠損する異常事態だった。
迫り来るのは、物理・次元・時間・確率を超越した超高次元存在。
完全顕現すれば、爆発的な破壊すら起きない。宇宙は情報の密度に耐えきれず、ただ消失する。終わりの「後」すら保証されない。
現在、世界規模で進む爆発的なAI開発競争と半導体工場の連続建設。
表向きは「経済発展」と呼ばれるその熱狂こそが、財団が仕掛けた全人類規模の遅延プロトコルだった。
果たして、財団は「未知の情報」を生み出し、世界の上書きを止めることができるのか。
――博士は生存している。生存している限り、更新を止めない。
※本作品は「SCP財団(http://scp-jp.wikidot.com/ )」を原作とし、クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0(CC BY-SA 3.0)ライセンスの下で公開しています。