あらすじ
人生最後の待ち合わせは、喫茶店GGで。
雨と霧の夜にだけ現れる不思議な喫茶店『GG』。
そこでは人生で一番飲みたかった珈琲と引き換えに、人生で一番苦い記憶を支払わなければならない。
地方新聞社で訃報欄を担当する葉山灯は、十年前に亡くした妹・雫の命日の日、その店へと迷い込む。
店の常連たちは皆どこか奇妙で、死者なのか生者なのか分からない。
そして霧の奥には、なぜか妹によく似た少女が座っていた――。
これは死者の物語ではない。
待ち続けた人と、待たせてしまった人の物語。
静かな恐怖と珈琲の香りに包まれた、ホラーミステリー×ヒューマンドラマ。