あらすじ
仕事に追われる毎日を送っていた青年、レン。
かつてはファンタジー小説やゲームに夢中になっていた彼も、社会人になってからは、そんなものに触れる余裕すらなくなっていた。
そしてある日。
いつも通り目を覚ました――はずだった。
しかし、目を開けたレンがいたのは、自分の部屋ではない。
そこは、どこまでも広がる青空の中だった。
状況を理解する間もなく地上へ落下したレンを救ったのは、魔法を使う一人の少女。
少女の名は、フィーリア。
魔法と科学が共存し、巨大な学園都市を中心に文明が発展した、見知らぬ異世界。
そこでレンは、自分が一度死んだことを知る。
そして、思いがけず始まった二度目の人生。
「……今度くらい、好きに生きてもいいよな」
そう決めたレンだったが、困っている人を放っておけない性格は、そう簡単には変わらない。
フィーリアと、その親友ユナ。
そして、いつしか親友となるアルト。
四人で過ごす学園生活。
授業、放課後、魔法、魔導科学。
文化祭に体育祭――。
一度目の人生では忘れてしまっていた「青春」を、レンは仲間たちと少しずつ取り戻していく。
笑って、遊んで、時には悩んで。
そんな当たり前の日々を過ごす中で、レンはこの世界のことを少しずつ知っていく。
魔法のこと。
魔導科学のこと。
そして、自分を助けてくれた少女――フィーリアのこと。
何気ない日々の中で積み重なっていく出会いと出来事は、やがてレンたちの知らないところで繋がっていく。
これは、異世界へ転生した少年が、仲間たちと出会い、一度は忘れてしまった青春をもう一度歩んでいく物語。
そしてその日々の先で、少年と少女がそれぞれの「生きる意味」を見つけていく物語。
空から始まる、二度目の青春。