あらすじ
異世界で陶芸家として生きるローディンは、土や釉薬、焼成温度にこだわり抜き、日々最高の壺を作り続けていた。
ところがアレスは、ローディン渾身の壺を目の前で叩き割ってしまう。
「壺って、割ったら何か出てくるだろ?」
芸術をまるで理解していない勇者に、ローディンは壺の美しさを説く。
そして勇者は、壺がただの入れ物ではなく、人の手によって生み出される芸術品であることを知るのだった。
――しかし、その日を境に勇者の様子がおかしくなってしまう。
これは、一人の陶芸家と勇者による、ちょっと変わった異世界コメディである。