あらすじ
真冬にもかかわらず、眩しい太陽と潮風に包まれる南国・ランドゴン帝国。
リュカは皇女クシイナダの案内で、南方諸島を巡ることになる。普段は帝都で政務に追われるリュカにとって、南国で過ごす日々は、これまで知らなかった異国の文化や人々、そして豊かな自然に触れる貴重な機会となった。
華やかな歓迎を受け、各地を訪れる中で、リュカは南国が誇る海軍力や交易の繁栄、独自の産業、そして龍族に受け継がれてきた信仰と文化を目の当たりにしていく。
一方、旅を共にするクシイナダとの距離も、少しずつ近づいていく。南国に伝わる古い伝説を聞いたリュカは、彼女が自分に向ける想いを、改めて意識することになる。
楽しい旅の中にも、帝国の未来につながる様々な発見があった。
しかし、南国には帝国にとって見過ごすことのできない問題も存在していた。
南国を巡る旅を終えたリュカは、そこで得た経験を胸に帝都へ戻る。そして、南方諸島で見聞したものをもとに、帝国の未来を左右する一つの報告書を書き上げるのだった。