あらすじ
ある世界では、『聖女召喚』を禁断の儀式と定められていた。
だが、エルガリア王国は禁断とされている『聖女召喚』を行った。
「我々は罪を犯す。これは、この国のためだ」
儀式は成功したかにみえたが……降臨したのは聖女ではなかった。
それは、ある世界で聖女として召喚された者の成れの果て。
自身を都合の良い使い捨ての道具として使い潰され、最期には処刑された聖女の残骸。
火刑による炎の中から生まれた、尽きる事のない復讐心から生み出される闇の炎を纏った聖女。
中二病に犯された『闇堕ち聖女』であった
そんな闇堕ち聖女が愚か者に下した審判。それは……
「闇の炎に抱かれて消えなさい」
「ぬわーーーーっっ!!」
こうして、王国は闇の炎に包まれた。
王国中のあらゆる人間が死に絶えた。
だが……『聖女召喚』を禁断の儀式と知ってなお、儀式を試みる愚か者は存在し続けた。
『闇堕ち聖女』の戦いは終らない。
愚か者が存在し続ける限り、『闇堕ち聖女』は戦い続けるのであった。