あらすじ

一日十二個の切石を仕上げていたルクサンドラは、棟梁の息子ストヤンに手柄を奪われ、城門のずれを押しつけられて追放された。ところが二度も仕事を検分した辺境伯カラムに呼び戻され、石工たちの前で七段の試し積みをすることに。七個以上を正しい順に積めば、三ミリの目地が誰の仕事かは石が語る。説明の不整合を数え、沈黙していた手元たちの証拠も加わり、ついに七段目が収まった――その直後。カラムの鞄から、彼女の没札が一枚残らず出てきた。「発注管理だ」と言い張る辺境伯の赤い耳まで検品しながら、棟梁賃と三食と乾いた寝床、なぜか隣り合う二枚の名札を数え直すお話。

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小説を読もう2026/09/01
  • 現在の作品粗悪な石工として追放されましたが、辺境伯が七段の石と隣室の名札を積んでいます