あらすじ
ネット将棋が趣味だった高校二年生。柊縁(ひいらぎ えにし)は他人との関わりを避け、静かな日常を送っていた。
だがある日の帰り道、交通事故に遭ってしまい命を落としてしまう。
次に縁が目を覚ますと、そこは見知らぬ誰かの部屋。そして鏡に映るのは、自分とは似ても似つかない少女だった。
スマートフォンに残された情報から、今の自分は朝比奈真白(あさひなましろ)という高校二年生であり、奇しくも将棋部員であることを知る。
元の持ち主はどこへ消えたのか。なぜ自分が真白の身体で目覚めたのか。答えのない罪悪感を抱えたまま、縁は朝比奈真白として生きることを決める。
これは、他人の人生を奪ってしまった少年が、その少女の人生を知り、背負い、指し切るまでの物語。