あらすじ
20XX年、時はVRMMO戦国時代。
十数年前のVRMMO黎明期を超え、一部の有名タイトルだけが残る。
ありとあらゆるVRMMOゲームが誕生しては繁栄し廃れていく。
数多のタイトルが忘れ去られる中でVRMMO史に名を残す新星が現れる。
タイトル名は『異能只中(いのうただなか)』、略称は『いのなか』
『いのなか』はよくある王道RPGや有り触れたファンタジーではない。
ジャンルは近年頭角を現してきた、異能系VRMMO。
殺伐とした廃墟だらけの大都市、そこには一人のNPCもいない。
ジョブもレベルもドロップアイテムも存在しない。
あるのは異能力者同士によるPVPのみ。
なによりも特徴的なのがコンティニュー不可設定。
ゲーム内で一度死亡してしまうと生き返ることが出来ない。
PKのみが『いのなか』においての生存方法である。
その世界に一人のプレイヤーが足を踏み入れる。
名前はシノ、歳は18、職業は殺し屋。
暗黒金持ちの依頼でプレイし始める。