あらすじ
現代日本には、人知れず「神獣」と呼ばれる存在がいる。
そして、その神獣たちの力を身に宿す十二人――十二神承。
大学生、高校生、大学院生。
年齢も性格も得意なことも違う彼らは、それぞれの日常を送りながら、時に人の世界で起きる異常と向き合っていた。
ある日、十二神承の一人、八代怜司は山中で奇妙な現象に遭遇する。
昨日まで存在していたはずの道路が消え、その先には何十年も前からそこにあったかのような杉林が広がっていた。
林の奥で見つけたのは、十二神承も神獣も知らない境界。
そして、その向こうには彼らの知らない世界が広がっていた。
神と人。人と人ならざるもの。そして、異なる世界に生きる者たち。
これは十二人の人間が、それぞれの力と考え方で、まだ誰も知らない答えを探していく物語。