あらすじ
米が、消えようとしていた。
突如として日本に現れた謎の軍団――パン帝国。
彼らの目的は、日本の食卓をパンで統一すること。
「米など必要ない!」
そう言い放つ怪人を前に、定食屋で働く青年・炎舞弾は立ち上がった。
米が好きだから。
ただ、それだけの理由だった。
そんな弾の前に現れたのは、一粒の不思議な米――整粒。
そして、炊飯器型の謎のブレスレット。
その名は――炊飯チェンジャー。
整粒を装填し、炊飯方式を選択したとき、弾の身体を炎が包み込む。
『炊飯完了』
誕生したのは、赤き炊飯戦士。
その名も――炎舞エレファント。
しかし、弾はまだ知らない。
自分以外にも、異なる炊飯の力を持つ戦士が存在することを。
そして三重の地に眠る、古代から伝わる伝説の存在――飯盒神のことを。
米か、パンか。
だが、この戦いの本当の意味は、そんな単純なものではなかった。
「違いをなくせば、争いはなくなる」
そう信じるパン帝国。
「違うからこそ、一緒に食べられる」
そう信じる電子ジャー。
これは、六人の炊飯戦士とパン帝国が繰り広げる、熱く、炊き立てで、ちょっとおかしな食卓の物語。
――炊飯戦隊、電子ジャー。
今日も一杯、炊き上がる。